実験フィーバー


有機化学実験は大学院生が補佐として1つの実験台に1人必ずついている。
それで実験で困ったコトがあれば、何でも聞けるシステムになっています。


ある日、通称ドドリアさんが実験補佐をやってくれたんだけど、ドドリアさんは林ちゃんや名塩が舌打ち連発するくらいにムカつく!
俺の実験が終わり、帰る準備をしていた所、ドドリアさんに「は?何帰ろうとしてんの?4時半までやって帰れよ!」と、言われた。


(中略)


とうとう俺も堪忍袋の尾が切れてしまった!


ブチっ!!


思わず手に持っていた元気球(3㍑ナスフラスコ)を投げつけてしまう所でした。
元気球(3㍑ナスフラスコ)を割ったら、ヤマタツ先生に怒られるので、踏みとどまりました。
もし、カメハメハ程度(100 mL三角フラスコレベル)の物を持っていたら、間違いなく飛んでいました。


その後、20分くらい実験室に残っていたら、ヤマタツ先生に「お前、終わったんなら、帰れ!」と、逆に注意される始末・・・。


ってか、元気球は危ないなー。