もう走れない・・・。
ギャーギャー!!
三田国際マスターズマラソンを無事に
完走しましたー!!
タイムは、2時間14分でした。
今回のマラソンには、様々なドラマがありました。
折り返し9キロ地点、両足から痛みを感じる。
後で出血しているコトが判明!!
ケド、「ここで走るのを止める訳にはいかない!!」と、自分に言い聞かせ、走り続けました。
14キロ地点、関学ホッケー部のジャージを着た人に抜かされる。
「ホッケー部なんぞに抜かれてたまるかー!!!!こんちきしょー!!!!」
と、ホッケー部を追いかける。
しかし、その差はドンドン広がって行き、やがて見えなくなりました。
16キロ地点、給水所のおばちゃんに出血の応急処置をしてもらった。
白い靴下は、ほとんど赤く染まっていた。
17キロ地点、太ももが震えだす。
両足がガクガク震えていて、「もうダメだ。」と、思って歩き出してしまう。
すると、沿道にいたおじさんが「頑張れ!!ゴールまで諦めるな!!」と励ましてくれて、手を出してきました。
その手には飴が握られていた。
俺は、その飴を口にほおばると、「もう一度走ろう!!」と、決意して走り出した。
19キロ地点、ゴールまであと2キロ、時計は1時間51分を示していた。
しかし、この時、足は限界に達し、右足がつり、走るコトが出来なかった。
右足を引きずりゴールを目指す。
残り2キロが長かった・・・。
右足がついて来ない。
ケド、沿道からはスゴイ励ましの声援があり、ゴールまで2キロ、立ち止まらないように歩き続けた。
歩き始めてからかなりの時間が経っていた。
完走するためには、制限時間がある。
制限時間までにゴールまでたどり着けるだろうか・・・。
不安が過ぎる・・・。
歩き初めてから、何十人もの人に抜かされた。
いや、何百人かもしれない・・・。
「もうムリかもしれない」
半分諦めかけたその時だった!!
ふと前を見ると、有馬高校があった。
有馬高校、それは、このマラソンのゴール地点である。
ゴール地点の前には、林ちゃんとユウが待っていた。
最後の力を振り絞って走る・・・。
そして、遂に、
ゴール!!!!
21キロの道のりはスゴイ長かったケド、自分の力で、最後まで走り抜いたコトに感動した!!
このマラソンに出て良かったと思った。
ケド、ユウに負けたコトだけは、悔しさを隠しきれません。