素晴らしい解説
野村克也氏が楽天の監督をしていた頃の話です。
プレーオフで野村監督が解説者として招かれていました。
その時の野村監督の解説には、正直鳥肌が立ちました。
「この打者には簡単にストライクを取りに行ってはダメですよ。」
と、言った直後の1球目、簡単にストライクを取りに行ったストレートが打たれてしまいました。
続く打者に対しても、
「相手は技術のあるバッターですから、ここは慎重に行った方が良いですね」
と、言った後、ピッチャー返しを打たれ、センター前ヒットになりました。
このように、近い未来を読むことのできる「素晴らしい解説者」の存在は、個人的にもっと脚光を浴びて欲しいと感じます。
「もっと野村監督の解説を聞きたい!」
「野村監督の解説は聞く価値がある!」
そのように感じます。
そんな中、また新しい素晴らしい解説を発見しました。
将棋の解説です。
この解説も最早天才の領域です。
流れの中で、近い未来を予想できる解説者は、私は「天才」だと思います。
なぜなら、例え10秒先のことであっても、簡単には予想できません。
こういった解説者は、経験や知識、確率論などを活かして、未来を読むことができるのです。
凄いとは思いませんか?
正直、解説は、一種の芸術であると思います。