100円のコーラを1000円で売る方法


明けましておめでとうございます。
今年も「落ちろ!パームボール」をよろしくお願いします。


訳あって、1カ月程更新を停めていましたが、「facebook」や「mixi」には書ける程のことがないので、今日からブログを再会します!


数ヶ月前から本屋で平積みにされている「100円のコーラを1000円で売る方法」を読んでみました。
20万部を超える販売数量と、人気が止まらないそうです。
コミックも販売される程の人気を誇り、同じような書籍までピックアップされており、ビジネス書の流行を作った1冊です。


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内容は「マーケティング」に関する小説です。
お客様思考の高い営業出身の女性が、商品企画部に異動し、商品企画の間違った考え方を徐々に改めて行くストーリー展開です。


内容としては、「マーケティングの基礎の基礎」の話で、この本を読んだからと言って、すぐに実践的なマーケティングができる訳ではありません。
ただ、この小説の「営業視点から商品開発視点への変化」という展開は、とても共感できる展開でした。
やはり、どこの会社も営業畑で育った人は、お客様に近いだけに「お客様の声」を重視しています。
しかし、マーケティングの手法に乗っ取ると、お客様の声は、1つのファクターでしかありません。
良く「鳥の目、虫の目、魚の目」と言いますが、もっと広い視野(鳥の目)を持って、商品企画をする必要があります。
そういった理由から、営業職特有の狭くなりがちな視野を広げるストーリー展開には、共感できました。


まあ、今は本業で商品企画をするような仕事は一切していませんが、今後の何があるかわからないので、幅広い視野を持って、色々な知識や技術を取り入れたいと思いました。