水車館の殺人 / 綾辻行人


久し振りにミステリー小説を読み終えました。
一時期に比べ、電車に乗る時間が減ったので、なかなか小説を読み進める時間が取れていません。
もっとたくさん時間が空けば良いのですが・・・。


さて、今回読んだのは、綾辻行人水車館の殺人」です。
綾辻行人の作品は、これまで「十角館の殺人」と「殺人方程式」を読んで来ました。
正直、「殺人方程式」は、ガッカリな展開でしたが、「十角館の殺人」は、なかなか面白かったので、今回は綾辻行人の得意とする館シリーズを読んでみました。


館シリーズ第2号「水車館の殺人」です。


水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)


この「水車館の殺人」は、かなり楽しめました!
本格ミステリーで、犯人が文脈から推測できる様になっていますが、正直誰が犯人かはわかりませんでした。
ただ、犯人がわかった時は、「ああ、そうかー!」と分かるくらい受け入れられるし、最後のオチの流れは典型的と言えば典型的ですが、個人的には割と好きな流れでした。


400ページ強の長編ですが、サラッと読めてしまう作品です。