世界経済について
本屋に行って「日経業界地図」を買って来ました。
- 作者: 日本経済新聞社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この「日経業界地図」には、業界ごとに日本企業の動向を表したチャート図が載っています。
どの企業が、業界でどの程度の大きさなのか?今、どういった方向へ転換しているのか?
一目でわかるように掲載されています。
また、業界の世界シェアなども掲載されており、これから就職活動をする学生にとって不可欠な本となっています。
私は、ズバリ株式投資のために購入しました!
最近は、スマホのアプリを開発する企業が続々と進出しており、株式市場も大きく変貌を遂げています。
新しい世の中に付いて行かなければ、大きな利益を得られる投資家になれる訳がありません!
日本の進む新しい時代を見つめるため、「日経業界地図」を購入した訳なのです。
注目すべきは、業界別の世界シェアです。
現在、日本の自動車業界や産業ロボット業界が世界シェアを獲得しています。
思えば15年前には、自動車業界は、ダイムラーやルノー、フォードなどが肩を並べて、トヨタのランキングは、7位程でした・・・。
日本の自動車企業が世界シェアを獲得することは、当時では全く想像できないコトでした。
一方、15年前は、ソニーやパナソニックが幅をきかせていました。
丁度、ウォークマンやプレイステーションなどが乗りに乗っていた時期です。
今、家電製品やパソコンのシェアを見てみると、日本企業の名は出て来ません。
あんなにも幅をきかせていたソニーやパナソニックが、「その他」に含まれているのです!
高校時代、みんなが「ソニーやパナソニックのような優良企業で働きたい!」と、言っていました。
今、その優良企業はすべて韓国や中国の企業に歯が立たないのです。
それで、今回、改めて感じることは、産業は、
「アメリカから来て、アジアへ去って行く。」
と、いうコトを再認識しました。
古くは鉄鋼業。
ヨーロッパで発足した後、アメリカで発展し、その後、日本の戦後の復興を支える産業となりました。
今では、中国が生産量No.1!
日本の新日鐵は、徐々に生産量を減らしているそうです。
繊維業もそうです。
イギリスで発足し、日本の戦後復興を支え、現在は中国で生産されています。
そして、今、家電製品やパソコンは、韓国や中国が世界シェアを取っています。
そう考えると、次は何に投資したら良いのかが見えて来ます。
中国や韓国の自動車産業、日本はITです。
そして、ASEANは家電製品や繊維、鉄です。
果たして、この考え方は合っているのかはわかりませんが、既に自動車シェアに韓国企業「現代自動車(ヒュンダイ)」が入って来ています。
工業はヨーロッパから始まり、アメリカ、日本、そしてアジアへとつながっている。
この仮説をもとに投資してみようかと思います。