葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午
またまたミステリー小説を買って来ましたー!
本屋に行く前、ネットでオススメのミステリー小説を検索していると、乾くるみ「イニシエーション・ラブ」が月間ランキング9位に入っていたコトにビックリしました!
テレビ番組「しゃべくり7」で有田の口から出て来たため、今、売れているそうです。
「イニシエーションラブ」は、たっくんとマユの恋愛を描いた小説です。
前半は大学生のたっくんとマユ、後半は社会人になったたっくんとマユのストーリーが描かれています。
この話は、最後の二行目にストーリーの全てが凝縮されています。
この一文に、多くの読者は、ビックリさせられたコト間違いありません!
このように読者を騙し、最後の1文でガラリと展開を変える技を「叙述トリック」というそうです。
特に友人のオススメしてくれた我孫子武丸「殺戮にいたる病」は、完全にやられてしまいました・・・。
久し振りに「あっ!」と、驚くような小説を読んでみたいと思い、某まとめサイトの「おすすめ叙述トリック」を検索しました。
そのまとめサイトの上位にあった小説が、歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」でした。
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
- 購入: 40人 クリック: 204回
- この商品を含むブログ (369件) を見る
今回、始めて歌野晶午の小説を買いました。
まとめサイトによると、他にも驚くような叙述トリックを出しているそうです。
初めから叙述トリックということが分かっているので、その驚きは少ないかも知れません。
だけど、素直に読んで行き、驚きを楽しもうと思います。