葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午


またまたミステリー小説を買って来ましたー!


本屋に行く前、ネットでオススメのミステリー小説を検索していると、乾くるみイニシエーション・ラブ」が月間ランキング9位に入っていたコトにビックリしました!
テレビ番組「しゃべくり7」で有田の口から出て来たため、今、売れているそうです。


「イニシエーションラブ」は、たっくんとマユの恋愛を描いた小説です。
前半は大学生のたっくんとマユ、後半は社会人になったたっくんとマユのストーリーが描かれています。
この話は、最後の二行目にストーリーの全てが凝縮されています。
この一文に、多くの読者は、ビックリさせられたコト間違いありません!


このように読者を騙し、最後の1文でガラリと展開を変える技を「叙述トリック」というそうです。
特に友人のオススメしてくれた我孫子武丸殺戮にいたる病」は、完全にやられてしまいました・・・。


久し振りに「あっ!」と、驚くような小説を読んでみたいと思い、某まとめサイトの「おすすめ叙述トリック」を検索しました。


そのまとめサイトの上位にあった小説が、歌野晶午葉桜の季節に君を想うということ」でした。


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)


今回、始めて歌野晶午の小説を買いました。
まとめサイトによると、他にも驚くような叙述トリックを出しているそうです。


初めから叙述トリックということが分かっているので、その驚きは少ないかも知れません。
だけど、素直に読んで行き、驚きを楽しもうと思います。