セパレーションセミナー


今日は「セパレーションセミナー」というマニアックな講習会に参加して来ました!


正直、「セパレーション」の内容が分かる人は、ほんの僅か・・・。
職場や大学で化学や生命科学などに関わらない限り、知ることのない分野です。


クロマトグラフィ」という技術を使って、様々な化合物が混ざった「混合物」より、単体の化合物を取り出すことになります。
例えば、薬草の中に含まれる有効成分を単離したい場合などに用います。
この技術を使うことで、化学や医薬などが発展しています。
勿論、環境分析の世界にも活用されており、様々な物質を単離し、濃度を測定しています。


今回は、クロマトグラフィの最先端を行く「超臨界クロマトグラフィ」の講習会でした。


超臨界」とは、化学物質の液体と気体の中間の状態になり、高圧・高温条件で、その状態へと変化します。
この「超臨界」の状態でクロマトグラフィを行うことで、今現在普及している液体クロマトグラフィガスクロマトグラフィとは違った分離が可能になります。
そのメリットは、多くあり、画期的な技術に4時間程のセミナーは、とても充実した中身でした。


超臨界クロマトグラフィ」は、基礎、応用、ともに未発達であり、今後、どのように発展していくかが面白い内容でした。


環境分析は、毎日、同じことの繰り返し操作ですが、このように最新技術に触れることは、とても刺激になりました。
また、講習会があれば、積極的に参加してみようと思います!