環境計量士(濃度)01


国家試験「環境計量士(濃度)」の勉強を始めました!
久し振りの化学の悪戦苦闘しています。


環境分析は、有機合成化学のときと違う点は、「成分・濃度が未知の混合物」の濃度を測る点です。
大学で取り組んでいた有機化学は、「作りたいものができたのか?」にスポットを置いて機器分析を行いますが、環境分析の場合は、未知の混合物に対して特定の化合物の濃度を測定します。
そのため、「妨害物質」が現れたり、最も相応しい分析方法を選択する点で、大きく異なっています。


よって、機器分析も幅広く理解しておかなければいけないので、様々な分析機器の原理や技術を理解しなければいけないのは、大変です。


例えば、「原子吸光分析法」です。
大学時代、この原理は、しっかりと授業でやりました。ただ、特定物質に対しての応用は、やっていません。
ナトリウムの分析をする場合のフレームの温度とか、妨害物質の除去方法など、環境分析としての応用は、学生時代に勉強してないため、覚えなければいけないことがたくさんあります。


特に触ったこともない機器分析の応用は、イメージしにくく、なかなか頭に入りません。


だけど、イメージができた時、「この分析機器で、こうやって測定したら良いのか!」と、理解できると、意外と面白い分野です。


試験まで残り3か月・・・。
できる限り頑張りたいと思います。