コンビニ人間 / 村田沙耶香
- 作者: 村田沙耶香
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/09/04
- メディア: 文庫
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芥川賞受賞作品のコンビニ人間。
160ページの厚みの薄い文庫なので、サラッと読みました。
コンビニ店員として生きる36歳独身女性の話。
コンビニのアルバイトのためだけに生きている。
コンビニが生きがいです。
そんな中、ある出会いによって、コンビニバイトから引き離されることに・・・。
コンビニ人間が最終的に起こす行動は・・・。
これは芥川賞!
読んでいて、「これは芥川賞だ!」と、思う作品でした。
設定が面白いし、オチも面白い!
何より、文の表現が面白かったですね。
山崎豊子や司馬遼太郎のような大物作家ばかり読んでいたので、同じ30代の作家さんの作品は新鮮味がありました。
同世代ならではの感性が感じられました。
「もっと幅広いジャンルの小説を読んでみたい!」と思ってしまう作品でしたね。
読んでいる小説が偏っているので、色々なジャンルの色々な作品を読んでいると、何か新しい発見がありそうな予感がしますね。