コンビニ人間 / 村田沙耶香


村田沙耶香コンビニ人間」を読みました!


コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)


芥川賞受賞作品のコンビニ人間
160ページの厚みの薄い文庫なので、サラッと読みました。


コンビニ店員として生きる36歳独身女性の話。
コンビニのアルバイトのためだけに生きている。
コンビニが生きがいです。
そんな中、ある出会いによって、コンビニバイトから引き離されることに・・・。
コンビニ人間が最終的に起こす行動は・・・。


これは芥川賞


読んでいて、「これは芥川賞だ!」と、思う作品でした。
設定が面白いし、オチも面白い!
何より、文の表現が面白かったですね。


山崎豊子司馬遼太郎のような大物作家ばかり読んでいたので、同じ30代の作家さんの作品は新鮮味がありました。
同世代ならではの感性が感じられました。
もっと幅広いジャンルの小説を読んでみたい!」と思ってしまう作品でしたね。


読んでいる小説が偏っているので、色々なジャンルの色々な作品を読んでいると、何か新しい発見がありそうな予感がしますね。