対人魅力vol.1 (in 法政大学)

3月13日に法政大学に勝手にお邪魔して、高校時代の友人の伊藤ちゃんの所属している研究会にお邪魔してきました。
昨日、さゆみかんと心理学についてちょっと語っていたので、今日はこんな話題・・・。
ちょっと話が長いので、何回かに区切って考えてみようと思う。


まず、対人魅力ってなんだい?って所なんだけど、対人魅力ってのは、一般的に言うと他人のことを好きか嫌いかみたいに思う感情のこと。それを心理学っぽく言ったら対人魅力って言うんだ。
これって、友情だけぢゃなくって恋愛に関しても言えるんだと思う。
レジュメを1枚貰って来たんで、それを引用させてもらいます。


その魅力の要因についてその時に発表されていたんだけど、魅力の要因は主に5つに分けられるそうです。(本によってはこれよりも少なかったり、多かったりもするそうです。)


①近接性
人に空間的に接近しているだけで他社に魅力を感じる傾向がある(フェスティンガー)。


EX)家が近い、席が近い


理由)1.単純接触効果(ザイアンス)、2.報酬・コストの社会的交換理論(チボー)


②身体的魅力
人は、相手の容貌や外見の良さによって、好意を抱く効果がある。これは特に異性間においてよく見られる。身体的魅力は印象形成の初期に強い効力を示すが、次第に薄れていく。


理由)1.美人=善良というステレオタイプの存在、2.「デートと評価」コンプレックス


反説)釣り合い仮説(バーシャイド、マースタイン):人は自分の外見と釣り合った人を求める。


【考察】
①近接性
今まで(まだ紹介していないが)5つの魅力の要因の中で最も価値が小さいものが近接性であると確信していたが、意外とそうでもない。
伊藤ちゃんの調べた実験結果によると、実際に近接性が重要となってくる。
MITの学生寮での実験で、3階立ての学生寮で仲良くなれるのは同じフロアの近くの人が多いという結果がある。
確かに大学内でも同じ学科の人とは会う頻度が高いので、話す機会も多い。逆に違う学部となってくると見たこともない人すらいる。下宿している人間同士はスゴイ仲が良い。夜になったら遊びに行くって感じだし、近接性ってのは大きい。
やっぱり近接性ってのは重要なんだと思う。
これは遠距離恋愛とは関係あるんだろうか?


②身体的魅力
これは言うまでもないだろうが、やっぱり身体的魅力ってのは第一印象の中で一番大きい。
でも、気になるのは「釣り合い仮説」。
これは本当に言えると思う。
俺も大学に入って初めて自分から話し掛けたのは某O津君だけど、なんか自分と同じ感じの印象があったんで話し掛けた感じ。
法大のみんなはこの身体的魅力について色々と考察していたケド、この釣り合い仮説ってのは確かに興味深いかも。