99.9%は仮説


栗ちゃんに借りてた本を無事に読み終わった。


99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)


この本の内容は仮説だから間違っている!と、言う本だと思っていた。
少なくとも本を読み始めた時はそう思っていたし、前半2章くらいは「仮説だから間違っているかもしれない!正しいとは限らない!
と、言う感じの内容で書かれていた。


しかし、後半になるにつれて、その辺がうやむやになって来る。
仮説だけど、合ってるかも?間違ってるかも?やっぱりどっちでもない。
ま!これ以上言ってしまったら、オチを言うコトになってしまうんで、これまでに・・・。


さて、この本の中盤辺りに哲学の話が出てきます。
そもそも科学は哲学である。科学と哲学を別々に分けてしまうのは間違っている!
と、書かれてるんだけど、どうなんだろう?
確かに、生物を究めて行くと化学になり、化学を究めて行くと物理になり、物理を極めて行くと数学となる。そして数学を究めて行くと哲学になる。
哲学は理学の原点である。
ケド、日本の教育では、哲学は文学の一部だ。西洋では元々哲学から理学が生まれたんだから、理学に哲学を含めなくてはならない!勉強が必要だ!と、言っている。
ぢゃあ、必ずしも西洋が正しいのか?と、言うとそれは俺にもわからないが、「アメリカがやってるから日本にも!」とか、「昔はこうだったから、今もこうしよう!」とか、それで良いのだろうか?
誰かが言ってたが、「川を登り、海を渡れ!」。それで良いんだろうか?
だから日本はアメリカに負けるのだ!
今までにない、誰もやっていないことをしてみよう!
これからの日本はこうあって欲しいと思う。