コンビニ接客検証


関東、関西、東海と住んで来ましたが、それぞれコンビニの特色が異なり、たまに話題にするコトがあります。


地元千葉は、房総半島に位置しているため、国道沿いの大型駐車場を持つコンビニが勢いを持っています。
地元の人は、住宅地に点在する24時間開いているスーパーを利用するため、長距離トラックの運転手や観光客がターゲットになります。
主に「ファミリーマート」や「ミニストップ」が、他県から来る人が見知らぬ土地でも安心感を得られる看板を掲げ、商売しています。


一方、学生時代に住んでいた兵庫では、主要道路沿いにコンビニは少なく、住宅地にコンビニが目立ちました。
学生が多く、スーパーも深夜まで開いていない土地柄なので、コンビニが増え続けています。
片寄りなく、様々なコンビニが展開しています。


では、三重県はどうか?


三重県では、「ファミリーマート」が圧倒的な強さを誇っていますが、地元「サークルKサンクス」も粘りを見せています。
そんな中、大手「セブンイレブン」が三重県への展開を進め、その勢力を拡大しつつあります。
地元千葉同様、幹線道路にはドライバーを狙ったコンビニとして、「ミニストップ」が展開していますが、住宅地では「サークルK」や「ファミリーマート」が根強い人気を誇っています。
三重県は、人口の割にコンビニが多い気がします。この春夏で近所に2店舗出来、コンビニ激戦が繰り広げられています。


そんなコンビニ好きの三重県民は共通して、


ミニストップの店員の質が悪い!


と言います。


野球チームの監督、キャプテンも「どこのミニストップも店員の態度が悪い!」と言っています。
今のマンションを借りる際、お世話になったコンビニ好きの某大手不動産会社の方も「ミニストップの店員は鍛えなおす必要がある!」と言っていました。今日も会社の人とミニストップの店員の話題があり、地元からのミニストップの評判の悪さにビックリしました。


では、「何故ミニストップがズバ抜けて態度が悪いのか」を考えてみると、某大手不動産会社の方は「ファーストフード的な面があるため、他のコンビニよりも接客の質が落ちているのではないか」と言われていました。
ファーストフードでは、人材の選定が甘く、人の入れ替えが激しいため、しっかりとした教育が行われていないそうです。
雇う側も教育する価値がないため、ほったらかしの状態が続くので、接客の質の低下が進みます。


そう考えると、確かに近所の「吉野家」は、いつも同じ顔ぶれの店員が、テキパキと動き、素早く丼を提供してくれますが、「すき家」では店員の入れ替えが激しく、店員のつまみ食いや厨房での喫煙もありました。


人の入れ替えが激しい職場は、教育の質が低下し、固定客の減少につながります。
人材の雇い入れに慎重になり、しっかりとした教育をするコトが良いサービス業の第一歩なのかも知れません。