殺戮にいたる病 / 我孫子武丸


あーあー。
先日、購入した我孫子武丸殺戮にいたる病」を読破しましたー!!


殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)


完全にやられました!!


最後の文を読んだとき、一瞬、何が起きたかわからなかった!
そのぐらいギャップが大きく、凄い衝撃的な小説でした。
衝撃の内容を理解した時は、このタイトルを紹介した鳥越さんに「なるほど、これは薦めてくる訳だ!」と感心しました。


その衝撃の理由は、


トリック小説


です。


トリック小説」は、時間、人物などを使い、わざと読者に間違った思い込みをさせるように文章が書かれています。
しかし、それは最後の最後に「ゴロッ」と変えられてしまいます。
実は・・・。ホントはこうなんです!」と、著者の罠にはめられた読者は


やられた!!


と思う訳です。


今回の「殺戮にいたる病」も完全にやられました。
最後の一文で、全ての設定が変わりました。
この小説は一度読む価値ありですね。


ところで、今、持ち歩いている小説がないので、何かオススメがあれば教えて下さい。