ハサミ男 / 殊能将之

あーあー。
殊能将之「ハサミ男」を読破しましたー！

ハサミ男 (講談社文庫)

個人的な感想としては、不満でした。

大きな不満点は、結局真犯人とハサミ男の共通点がなかったコトです。

真のハサミ男が被害者として狙っていた人物が、犯行を計画していた当日に、真犯人によって自分自身の殺害方法と同じ方法で先に殺されてしまいます。
そこで、真犯人とハサミ男が、なぜ同じ人物を選び、同じ手口で同じ日に犯行を決行したのかが最も気になる展開でしたが、その点は、

確率の問題

という偶然で一掃されてしまったので、とても腑に落ちない内容でした。
もっと面白い展開に期待していたので、残念です。

最近、本屋は「ミステリーフェア」らしく、ミステリーが多く置いてあります。
次は何を読もうか考え中です！