学生から見る仕事内容と実際の仕事内容のギャップについて


最近、YAHOO!ニュースのトップページには、総じて「雇用」に関する話題が多く挙がっています。
今日も大学や大学院を卒業した後、派遣やアルバイトなどで働き続け、正社員としての経験がない若者を対象にしたアンケートの結果が載せられていました。


アンケート結果は、ほとんどの若者が正社員として働きたいという意識があり、結論としては、『政府の雇用方針と若者の考え方にすれ違いがあるのではないか?』というオチでした。


また、近年は、ブラック企業に関する話題も多く、今、幅広い分野での「雇用」が注目を浴びています。


ふと、「雇用」について考えた所、一番ギャップの大きかったコトには「学生から社会人」へのステップアップでのギャップが大きくありました。


私の場合は、「ライフスタイル」でのギャップを感じました。
勤務時間8:00〜17:00!!研究に束縛されていた理学部の学生では夢のような話ではないでしょうか?


しかし、実際には、そういきませんでした・・・。
残業!残業!残業!の嵐・・・。17時に帰れるのは夢でした。
気付けば日が変わり、深夜2時なんてことも・・・。
後輩の女の子は、深夜、泣きながら仕事していました。


ただ、他にもギャップを感じた人は多かったかと思います。
例えば、学校の先生になった友人は、教師になって2年ほどで「理科の授業なんか誰もわかっちゃくれないよ!」と嘆いていました。
確かに、教師となったからには、「教科の面白さを知って貰いたい」というのは、本音かと思います。


しかし、実際、新任教師と生徒との温度差は広く、結局、5年ほど働いて来ると、熱意が冷め、別の業務に没頭している友人が多くいます。


なかなか若者の思っているような甘い世の中ではないことを痛感します。


恐らく、このようなことは、多くの人が経験して来たこと!
だけど、何かをしようと思っても、個人の力ではどうすることもできないのも現状・・・。


雇用が見直される今だからこそ、こういった問題に向き合い、次の世代に何かを残してあげたいです。