新参者 / 東野圭吾


東野圭吾新参者」を読み進めています。
現在、九章のうちの七章を読み進めている段階です。


新参者 (講談社文庫)

新参者 (講談社文庫)


まだ事件の真相まで至っていませんが、改めて東野圭吾の世界の凄さを思い知らされました!


様々なミステリー小説を読んでいますが、東野圭吾は、様々な視点から一つの事件の真相に迫って行く表現力があります。
例えば、「白夜行」です。
白夜行」は、3人の目線で描かれています。
最後は、3人が一つの事件に行き当たります。
その独特の持ち味が活かされている「白夜行」は、東野圭吾の代表作と言われています。


挙げるとキリがありませんが、「手紙」や「秘密」も別の人間からの視点が表現されています。
そして、その人間的な内面の描写に、東野圭吾らしさがあるのです。
個人的には「秘密」の人間の心理が大好きです。


今読んでいる「新参者」は、2章を読んでいるときに東野圭吾らしさに気づきました。
この時点で、東野圭吾の凄さにやられました!!


やっぱり、東野圭吾は凄い!!


一体「新参者」は、どういう結末になるのか?
今後、読み進めていくことが楽しみです。