ロートレック荘事件 / 筒井康隆


エラリイ・クイーン「Yの悲劇」を読み終わるのに1年を要しました。
その後、東野圭吾歌野晶午と日本人作家の小説を読むと、その読みやすさから、スラスラと読めてしまいます。
やはり、海外作家の小説は、文化の違いや独特な表現もあるため、所々詰まってしまうコトがありますね。


と、言い訳をしてしまいましたが、本当は自分自身の理解力のなさには反省しないといけないものがあります。


やはり、現代の小説は、「分かり易い」という点も大事な要素になって来ています。
東野圭吾歌野晶午の小説は、登場人物を最低限に抑えているし、その登場の仕方も一人一人が間隔を置いて出て来ます。
一方で、20年以上もの小説は登場人物が大量!!
一斉に登場するため、誰が誰かわからなくなってしまうのです。
まあ、大衆向けのストーリーを描くには、「わかりやすさ」も重要な要素といえる時代になって来たコトも事実でしょう。


さて、今回は、筒井康隆ロートレック荘事件」を購入しました!


ロートレック荘事件 (新潮文庫)

ロートレック荘事件 (新潮文庫)


この小説は、200ページあまりの文庫ですが、そのトリックが凄いらしく、ネット上で話題になっている小説だったので、買いました。
今、半分程読み進めて来た所です。


早速、面白そうな展開になって来ました!
続きが楽しみです!