城をまとめた完全版


今月の雑誌「歴史人」は、「」を特集しています。
歴史人」は基本的に戦国時代を中心に書かれているため、どうしても戦国時代に築城された城が中心となりますが、様々な種類の城について書かれていて、城の教科書と言える程のまとめ具合です。


特に「平城」と「山城」の構造の違いを徹底的に解説してあって、それぞれの守備を固める方法の解説は目から鱗の解説でした。
平城」は北条家の小田原城、「山城」は上杉家の春日山城が最強で、全く防御の方法が違うんです。
特に山城の防御は「なるほど!」という解説!
かなり勉強になりました。


更に、築城の名手と言われた「黒田官兵衛」や「藤堂高虎」の築城した城の特徴なども解説してあり、人による個性の表し方も見方がマニアックで素晴らしい内容!
正直、城好きは教科書として持っておきたい一冊です。


このほか、色々な目線で書かれているので、「城の基本的な内容だけでここまで書けるのか!」と感動してしまいました!


城は好きではないのですが、なんとなく永久保存版として購入しておこうと思います。