ドレミファインバーター


京急線特有のインバーター音「ファソラシドレミー」の音が消えつつあるというニュース記事を見ました。


この「ファソラシドレミー」の音は、実際に耳にしたことはないのですが、くるり赤い電車」のイントロで流れる音で良く聴いています。
この「フォソラシドレミー」という音は、モーターの電力を調整するインバータ制御器特有の騒音というのにビックリしました!!


確かに、通勤電車の多くが独特の電気式のモーターの加速音「キュイーン!キュイーーーン!」という音が特徴的ですよね。
昔ながらのディーゼルエンジンの「ゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォーーーーー!!!」とは全く違う加速音です。
余談ですが、流行りのハイブリッド車プリウス」も独特のモーター音ですね。



その特有の音を敢えて音階にしたというユーモアな発想が凄いと感じました。


特に凄いと感じるのが、「ユーモアある商品を作る」のが目的ではなく、「当たり前の物をユーモアある物に変える」という点で凄いと感じました!
何気なく使っているものから出る音も、こういった発想で違う音に変えられるかも知れません。
例えば、家電製品の掃除機やトイレなんかもこういったユーモアを入れれば、煩わしい音が心地よい音へ変わるような気がします。


もっと研究者や技術者が、「ユーモア」を持てるような企業風土があれば、世界がもっと楽しくなると感じた記事でした。