フェイクニュース


最近良く聞く「フェイクニュース」。
前々から、嘘の情報は流れていたんですが、最近になって、あらゆる媒体で作られた話が飛び交い、何を信用して良いのか分からない状況が生まれています。


元々「フェイクニュース」の定番と言えば、地方スポーツ新聞でした。
有名なのは、東スポと大スポで、中学時代の学校の先生も大絶賛のフェイクが満載でした。
その時に、先生に聞いたのは、駅売店で「ドリフ解散」と見出しに掲載されていたのを見たため、思わず購入したそうです。
ただ、駅の売店には半分に折られた状態で売られていたので、一面全部広げると「ドリフ解散か!?」というように「か!?」が現れるというやり口に騙されたそうです。
その他、「六甲山に龍現る!?」など、滅茶苦茶なニュースが飛び交っており、10年程前にコンビニで、かつての東スポと大スポのニュースを取り上げた書籍が発売されていた程でした。


その後、ここ最近、嘘の情報が多いものとしてメジャーなものが「インターネット」となりました。
インターネットは、どこの誰が発信しているか分からない情報が多く、掲示板サイトで書かれているコトは、先ず本当に信用してはいけないと肝に銘じておかなければいけません。


そして、現在、「フェイクニュース」が話題になっています。


それもその筈、最近では、大手新聞やテレビですら情報が怪しくなって来ています。


特に衝撃だったのが、新聞の記者会見を見た後でした。
具体的な内容は書けませんが、記者会見後の新聞を見ると、全く見当違いのことが書かれていたので、驚きました。
読者が食いつくために、こうまで内容を変えて来るのかと驚きました。
かなり大手の新聞社の記事なので、衝撃でした。
この後、新聞は信用できないと思い、あまり読んでいません。


その結果、改ざんが難しい映像の情報を流すテレビを信用していましたが、最近ではテレビも怪しくなって来た雰囲気が漂っています。
例えば、「英国のEU離脱」や「アメリカ大統領選挙」です。
世論調査の結果が、現実と大きく乖離していました。
数年前の衆議院選挙の世論調査も、かなり乖離していて、翌日のメディアでは「まさか!?」的な発表がされ、その後は起こった事象への批判が始まります。
中でもアメリカ大統領選挙の結果に関しては、メディアも批判ばかりする始末・・・。
挙句、「選挙が間違っていたのでは!?」や「いやいや、トランプ大統領アメリカでの支持は高いんだ!」と、一体、何が本当なのかが分からない状態になっています。
酷いのは、日によって言うことを変えるアナウンサーやジャーナリストもいて、情報が滅茶苦茶になっています。


今後、何を信じれば良いのか?


雑誌などに書いてあるような理想論を言えば、「信用できる情報を判断し選びぬく」ことが大切ですが、その判断も難しいと思います。
最終的には、「情報を得ない」という斬新な結論を出すのもアリな気がして来ます。
若く有能なのに、田舎暮らしや島暮らしをする人達は、ある種、そういう結論から導いた行先なのかも知れません。


情報の取り扱いというのは難しいため、取り入れないという手段も有効なのかも知れません。